2011年 09月 08日
学生時代に大好きだった車で、社会人2年目に買う寸前までいった(店に行ったら売約済みの文字が) シトロエンAX 特にGTではなく、この5ドアのTRSの方。 濃いブルーの車体はまさしく「This is フレンチ」で洒落ていたもんです。 「これってシャレード?」と聞かれそうな、なんの変哲もないデザインながら 端々にエスプリを感じさせる意匠、その乗り心地の良いシートとサスペンション、 どれをとってもフランス車臭プンプンでした。 しかし、当時はシトロエンとしての個性がないと評価されていました。 これは現在のシトロエンにも言われていることで新しい車種の宿命みたいなもんでしょう。 前置きが長くなりましたが、先日、小樽行きのフェリーでAXと再会しました。 フェリーの格納庫でならよかったのですが、 こんなところで・・・君と再会したくはなかったよ・・・ (船上のテレビにて) 世界の力自慢が「我こそは世界一」と競うイベントの1種目らしいのですが・・・ 確かに総重量が700kg程度と軽量で、当然エンジンや内装を取り外したドンガラだけでしょう・・・ 小粋なフレンチカーもこんな競技に使われるとはね。 船の中で大笑いさせていただきましたが、なんだかせつない気持ちになりました。
by brompton1973
| 2011-09-08 22:13
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